はじめに…
これは王子様のお話です。
そして世話係のジャンも一緒です。
王子様の国は小さいながらも、鉱山もあり、温暖な気候に恵まれているので農作物の収穫も多く、豊かな国です。
王子様の父君である国王は国のことを考える良き王なので、この国は安泰です。
だから、王子様も安心して王子様をやっています。

王子様の日課は、お城の中でのお散歩です。
お城付きの魔法使いがお城を大きくする魔法で大失敗をやらかしたので、大広間の扉のひとつが、いつかどこかに繋がってしまったのです。
その扉の先は毎日探検しても尽きることなくいつでも未知なる場所にでるのです。
 
 お散歩に必要な物、それは長い長いロープです。
以前、迷子になって遭難しそうになって、お城の人々が三日三晩かかって救出してくれました。
その時以来、王子様とジャンは命綱をつけることにしました。
 
 そうそう、食料も忘れてはいけません。
以前、迷子になったとき、それはそれはひもじい思いをしたものです。
王子様とジャンは、とてもよく失敗しますが、同じ失敗は繰り返さないのです。

今日も、料理長におやつを作ってもらい、さぁ、お散歩に出発です。
今日はどこに行くのでしょうか…今日はどこへ行けるのでしょう。
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